「空間:存在をどのように表すか?」 (ゲスト講師:砂古武彦)
4 回目の講座では、現前と付帯現前からなる共現前を用いて、存在の舞台として、自己と他己、自我と他我の複素2 次元空間を採り上げます。
「行列3:SO(3)とSU(2)」(ゲスト講師:佐藤博紀)
まずは、これまで平面上(2次元)で考えていた回転を、3次元に拡張してSO(3)を見ていきます。そしてSO(3)がSU(2)とどのようにして同型対応していくのか等を確認していきます。後半ではSU(2)の内容を詳しく見ていきます。スピノールの数学的な形式や空間上での回転を学ぶことができます。
「微分、積分、そして複素数――存在はキャッチボールができるか?」 (ゲスト講師:砂古武彦)
量子力学講座第6 回のポイントは「微分とは奥行きに入ることを意味する」というもので、通常の数学から言えば仰天するような解釈ですが、ヌース的解釈を通した量子力学においては、微分化と虚数化は同じ意味だということです。