
「量子力学のカタチ」 (ゲスト講師:砂古武彦)
量子力学講座第7 回は、量子力学というものが存在様態の全体である「ヒルベルト空間」と物体の位置である「時空間」を跨いで存在しているという話です。この2 つの空間を媒介するのが観察としての身体であり、exp(iθ)という軌道で表されますが、ここにはまだ他者が考慮されておらず、拡張の余地があるんじゃないかというわけです。

「行列3:SO(3)とSU(2)」(ゲスト講師:佐藤博紀)
まずは、これまで平面上(2次元)で考えていた回転を、3次元に拡張してSO(3)を見ていきます。そしてSO(3)がSU(2)とどのようにして同型対応していくのか等を確認していきます。後半ではSU(2)の内容を詳しく見ていきます。スピノールの数学的な形式や空間上での回転を学ぶことができます。

「シャーマン✖︎ドゥルーズ&ヌーソロジー」―CFTを覗き込む古代の知恵か?!―
カルロス=カスタネダ、ドゥルーズ、ヌーソロジーが並ぶ、異色の回。毛色の全く違う語りが組み合わさり、三者が見つめる同じ「その先」を豊かに表現する。