
時間と別れるための50の方法 Vol.12
さて、ここで、ヌーソロジーの人間の内面と外面という空間概念を分りやすくするめに、『人神/アドバンスエディション』でも示した図を引っ張ってきてみましょう。

時間と別れるための50の方法 Vol.11
立体としてのモノの3次元性。そして、そのモノの外部に広がっている空間としての3次元性。これら両者の間には観測者がいるかいないかの絶対的差異があるにもかかわらず、人間型ゲシュタルトには…

時間と別れるための50の方法 Vol.10
ここに何の変哲もない野球のボールがあります。通常、私たちの対象認識ではボールは3次元の球体として見なされます。しかし、ヌーソロジーの空間認識は違います。

時間と別れるための50の方法 Vol.9
視野空間は知覚正面と言うように、「面(めん)」として開示しているにもかかわらず、その「面」を外部(他者側)から見ると瞳孔という一つの点状の小さな穴に化けてしまっている

時間と別れるための50の方法 Vol.8
視野空間を「面(めん)」として見る――このことは決して視野空間を2次元の平面として見るという意味ではないので気をつけて下さい。

時間と別れるための50の方法 Vol.7
現在、このブログでは2008年の2月に出版した『2013:人神が神を見る日』のアドバンスト・エディションの補足となる内容を思いつくまま書いている。

時間と別れるための50の方法 Vol.6
「前」についてばかり話していても何なので、ここで「後ろ」についても少しだけ触れておきましょう。言うまでもなく、「後ろ」は見えません。

時間と別れるための50の方法 Vol.5
さて、このように見てくると、『2013 : 人類が神を見る日』のアドバンス・エディションをお読みになった方はもうお気づきのことと思いますが、ホーキング=ハートルの無境界仮説が説くアルケーと

時間と別れるための50の方法 Vol.4
さて、奥行きとしての4次元のアルケーについて神秘学的に語るのは、この辺で一旦止めにして、現代宇宙論においてこの「アルケー(宇宙の始まり)」がどのように考えられているか、それについても

時間と別れるための50の方法 Vol.3
奥行き、つまり身体にとっての「前」という方向性は左-右でも上-下でもない何か特別な方向性です。僕らの見るという行為はこの「前」という方向性においてしか成立することはありません。

時間と別れるための50の方法 Vol.2
観測者が事象と関わると聞くと、まず思い描かれるのが観測者の視線です。目と対象を結ぶ線を普通、僕らは視線と呼ぶわけですが、人間の一般的な空間認識においては観測者としての自分自身をも

時間と別れるための50の方法 Vol.1
時間とは何か――この問題は古来より多くの哲学者たちの頭を悩ませ続けてきた問題です。現代人は基本的に社会化された意識に浸っている状況が多いので、時間概念も主に時計で計測される時間を時間だと