
「数と座標平面」(ゲスト講師:佐藤博紀)
自然数から複素数までの数の種類や、基本的な演算、座標の見方をおさらいして、まず複素数の概念をおさえていきます。

「量子力学のカタチ」 (ゲスト講師:砂古武彦)
量子力学講座第7 回は、量子力学というものが存在様態の全体である「ヒルベルト空間」と物体の位置である「時空間」を跨いで存在しているという話です。この2 つの空間を媒介するのが観察としての身体であり、exp(iθ)という軌道で表されますが、ここにはまだ他者が考慮されておらず、拡張の余地があるんじゃないかというわけです。

「思考の123:我々はどのように考えているのか?」 (ゲスト講師:砂古武彦)
デデキントの切断をめぐる田邊元の「媒介論」に始まり、圏論の圏・関手・自然変換へと繋がっていくという話なのですが、ヌーソロジーではまだ馴染みのない数学概念に加えて、哲学的な意味合いが絡むだけに、なかなか難しい内容です。