
「第9章 シュレディンガー・ルーレット3」
波動関数とは何なのか。 量子力学における代表的な運動方程式である「シュレディンガー方程式」や「演算子」というものについて、一般的な解釈を踏まえ、ヌーソロジー的観点から説明しています。私たちが小中高時代の理科や科学で習う物理は、古典力学の世界で物理量も単なる「数」でしたが、量子力学では物理量は数ではなく「演算子」と呼ばれるもので、しかも、「関数」とセットで扱われるものです。そこにヌーソロジーの「見る」と「見られる」の双対が関わってくるわけで、その辺りの話が、ヌーソロジー的観点からふくよかに説明されています。

「ケイブコンパスにおける人間の元止揚」
ヌーソロジーを説明するときに必ず登場するモデル、ケイブコンパス。それが何なのか、基礎的なところからビギナー向けに解説している貴重な回。

「観察子の発展規則について」
今回は観察子について。これは「数」の本質と深く関わっている。ヌーソロジーにおいて1とは何を表すのか。2とは。観察や他者存在との関わりなど、基礎的かつ本質的内容が語られている。