「第9 章 シュレーディンガー・ルーレット」 part.2
前回少しだけ入りかけた「第9 章 シュレディンガー・ルーレット」の続きです。素粒子と人間の意識がどのような関係にあるのか、その問いに対する回答を、今まで話してきた観察子概念をもとに解説していきます。量子が持つ粒子性と波動性だとか、オイラーの公式をベースとした平面波の波動関数といった、ヌーソロジーではお馴染みの話が出て来ます。
「2023年・総集編」
2023年最後のシリウスファイル談義となった今回は、2023年に放映した10回の全貌を振り返る。驚くなかれ、そこには観察子構造が射影されていた...!? 様々な角度で斬り込んだその全体を通して、ヌーソロジーの世界観がより鮮明に浮かび上がってくる。
「”1つ”は存在しない」―4元の宇宙と自己と他者―
ヌーソロジーには、いわゆる二項対立的な二元論ではなく四元論という特徴があります。しかも、その感覚をビーチボールによるキャッチボールの実験で一人称視点を体感してみます。