新・ヌースビギナーズラック#019
「物質を観察する物理学を観察する」
|収録時間:00:53:19
そもそも関数って何?といった初歩的な質問から、波動関数のヌーソロジー的イメージに迫ります。高次元世界の素粒子を、時空の世界に表すときには「演算子」という翻訳機のようなものが必要なんだというイメージができました。「観測する」ということの意味を一緒に探りましょう。
そもそも関数って何?といった初歩的な質問から、波動関数のヌーソロジー的イメージに迫ります。高次元世界の素粒子を、時空の世界に表すときには「演算子」という翻訳機のようなものが必要なんだというイメージができました。「観測する」ということの意味を一緒に探りましょう。
波動関数とは何なのか。 量子力学における代表的な運動方程式である「シュレディンガー方程式」や「演算子」というものについて、一般的な解釈を踏まえ、ヌーソロジー的観点から説明しています。私たちが小中高時代の理科や科学で習う物理は、古典力学の世界で物理量も単なる「数」でしたが、量子力学では物理量は数ではなく「演算子」と呼ばれるもので、しかも、「関数」とセットで扱われるものです。そこにヌーソロジーの「見る」と「見られる」の双対が関わってくるわけで、その辺りの話が、ヌーソロジー的観点からふくよかに説明されています。
ヌーソロジー・サロン初のゲスト講師として砂子武彦氏を迎えてのトーク・ライブ。存在論的な観点から量子力学を再構築するというとても興味深いお話です。後半は、半田氏との対談及び質疑応答。